パナソニックぐっとすCat5e/Cat6/モジュラージャック/ローゼットの取付け方

パナソニックぐっとすCat5e/Cat6/モジュラージャック/ローゼットの取付け方

パナソニックCat5e/Cat6モジュラージャック/ローゼットの取付け方

パナソニックのぐっとすシリーズの情報モジュラジャックの取付方です(壁用埋め込み情報モジュラジャック Cat5e NR3160、Cat6 NR3170)。情報モジュラジャックも情報コンセントもローゼットと同じ意味です。壁用、埋込用、露出型、パッチパネルなども付け方は同じです。

 

メーカー名もPanasonic、Panasonic電工、National、松下電工が社名変更しただけです。ローゼットの表面には以前のメーカー名が書かれている物もまだまだたくさんあります。ぐっとすで緑の付属品(フタ)がカテ5で、青の付属品(フタ)がカテ6です。成端の仕方や打ち込み工具なども同じです。NR3160カテ5の埋め込み用ローゼット(壁用)でご説明します。

 

 

緑のフタを上に持ち上げるように取ります。
両サイドで引っ掛かってます。

皮をむく長さは60mm~むいた方が楽です。
色順がシールに書かれてます。

皮をむいた位置を確認して押し込んで下さい。
タイプBで成端しますので、赤丸の所がオレミドが左側、青茶が右側になるようにして下さい。
付け線はお好きな方からで構いませんが、芯線同士が変によじれたりしないようにしましょう。

先ほどの赤丸の所をみると、オレペアが1番上にきていますので、オレペアから付け線すると、他の線を付け線する時にオレペアが必ず動きます。よじれも起きやすいので、画像での各ペアの順番としては茶、青、ミド、オレでやるか、ミド、茶、青、オレの順にした方がいいでしょう。

芯線のペアの撚りは極力戻すのはやめましょう。
押し込んで要らない線を切るのは、全部付け線するか片方でするかはお好みで大丈夫です。
片側でやる場合は、コネクター自体を動かさにようにしましょう。
打ち込んだ所があまくなってしまうことがあります。

押し込むのは付属の緑のフタか打ち込み工具の110(ワンテン)を使います。

フタのこの部分を芯線の上に持っていきます。
押し込みます。

プチッやコツッと音がします。
指の感覚で入ったのが分かるはずです。

しっかり押し込みます。

余分な芯線のカットの仕方ですが、カット用として先に写真をとったので、オレミドは付け線してませんでした。
ニッパをコネクターにピッタリあてて切ります。1芯づつでも大丈夫です。

このようなニッパの向きで切ってはいけません。
ショートの原因になります。

切り残しの芯線は長くない方いいです。

110の場合、垂直に押し切ることを心掛けましょう。
押し切る順番はどれでも大丈夫です。

昔からの人は110じゃないと不安がる人も多いです。
110だと一発で押し切れます。
110の刃がダメだと1回では無理です。

ベテランの人はフタだと打ち込みがあまいとよく言いますが、問題はまったくありません。

色順が間違ってないか確認してフタをします。
赤丸のR(曲がり)はもうちょっと余裕を持たせても大丈夫です。
試験でファールの時にやり直さないといけませんので、余裕があった方がやり直しがしやすいと言う事でRをもっと取る方もいます。

完成です。
緑のフタは、はまる方向がありますので注意して下さい。

 

 

パナソニック電工 ぐっとす CAT5e モジュラージャック(埋込型) NR3160W カテ5、カテ6とも色は複数あります。

 

 

パナソニック電工 ぐっとす CAT6 モジュラージャック(埋込型) NR3170W カテ5、カテ6とも色は複数あります。

 

 

パナソニック電工 インパクトツール NR2470 110打ち込み工具 安いワンテンはバネがダメダメでズッコケが早いです。

 

 

日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SM) 通称くるくる

 

 

日本製線 ケーブル皮むき器 クルリッパー(SL) 通称くるくる

 

 

2011年までのケーブル皮むき器(横小)と同じサイズはSLです。ケーブル適合サイズは5パイ~10パイです。SMは4.7パイ~9パイです。歯の調整ができるのでどちらでも大丈夫です。だいたいの太さの弱電ケーブルは使えます。多少細くても、太くても使えるようになります。

 

 

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